ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

自分の子供を嫌いだと思ってしまったら

子供に絶対に言ってはいけない言葉、言ったらお終いだと自分の中で思っていた言葉。

今朝あんたなんか嫌いだと子供に言ってしまいました。

きっと深く傷ついたに違いない。

もしかしたら大人になってもその傷は心に残ってしまうかもしれないのに。

最近私のブログは懺悔の日記になってきました。お目汚しすいません…

昨日と今朝の長男の様子

なぜそうなってしまったのか?

夫が出張で3日程不在でしたが、昨晩帰ってきました。それまで普通に一緒にご飯を食べて一緒にお風呂に入ったりお話したりしていたのに

夫が帰ってくると急に

「ママなんか嫌いだ!ママ悪い事ばっかりしてくる!」と夫に抱きついた。またかと思って無視していたら、「ママ怖い〜嫌だ」と言い始めた。

それから寝るまでひたすら私を罵倒。

私が話し掛けると激怒。

そしてパパと寝ると言って聞かないので、私とゴマちゃんを朝起こしに来ない事を約束させて別で寝ました。

ゴマちゃんは夜泣きで30分〜1時間おきに起き、やっと明け方に寝付くので朝早くに起こされると寝不足の私はかなり辛い。

しかし、結局朝早くに起きてきてバーンと私たちの部屋のドアをあけ、ドカドカと足音を鳴らし乱暴に布団に入ってきた。

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この足音だけでいかに機嫌が悪いかがわかる。

これは寝たふりせねばえらい目に合うぞ。

フユタは自分の布団が無い!と騒いで結局起こされたので、「もう時間だから起きるわ」と告げると暴れ出した。

寝不足の朝一にこの癇癪はキツイ…。

そしてその後も昨晩と全く同じ様子が続きました。

プツンと切れた

私は「何もしていないのにママに当たるのはやめて」とだけ言いほぼ無視していましたが暴れ癇癪を起こし私に暴言を吐き続ける息子に

「もう無理だ」

と思ってしまいました。

「もう嫌いだ!あんたなんか!話しかけてくるな!!」

酷い言葉を投げつけてしまいました。

これだけは言うまいと心にしまってあった言葉をついに言ってしまった。自分の子供を嫌いだなんて、口にしたら終わってしまう。

私にとっての最後の砦だったんだ。

「嫌だ、ごめんなさい」と泣いてすがりつくフユタを触るなと突き飛ばした。

これまでどんなに育てにくくても大好きだと言い続けてきた。

しかし、だんだんとフユタを大好きだという気持ちが削られていきました。このまま0になってしまったらどうしよう。

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0になったら私はもう立ち上がれない。

このままでは心が病気になり、子供達を育てていけなくなる。助けてくれる他人がいない我が家は私が自分で何とかするしかないんだ。

話し合いをした

この場合の正解の対応は、受け流す事。

ひたすら、ひたすら受け流すのだ。

まともに向き合うと共倒れになってしまうから。

でも私には受け流す力がもう残っていません。

だからフユタと話し合いをしました。

「なぜママが怒っているかわかる?」

iPadでずっと遊んでいたから?」

iPadはやってもいいんだよ。

違うでしょ、フユタはいきなりママに怒ってくるでしょ?

やめてほしいの。

ママも傷ついてドンドン疲れてしまうんだよ。

ママの心は死んでしまって、フユタの事好きなのに嫌いになっちゃうんだよ。

ママも酷い言葉を言わないように気をつけるから。」

言われた人がどんな気持ちになるのかをわかりやすい言葉を選びながら一生懸命伝えた。

いつになく、真剣な面持ちでうん、うん、わかったと言うフユタ。多分わかっていないだろうけどほんの少しでもいいから伝わって欲しい。

その想いだけ分かってくれればそれでいい。

案の定話の合間に指のささくれが痛いと関係ない話を挟んできたのでどれくらい伝わったかは不明だ。

さいごに

暗い話が続きますが、フユタが荒れている時は楽しい話が書けなくなってしまいます。

ブログに書く事で冷静な気持ちが取り戻せるので文字に書くということはストレスの発散になるようです。

フユタのストレスの発散法として、ぬいぐるみに当たる方法を提案してみました。また試して合わなければ他の方法を考えようと思います。

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なぜ私に怒られているのかわからなかったフユタなので、こうして真面目に注意することによって新たなストレスが発生するかもしれません。

なぜ我が家の育児はいつも生きるか死ぬかみたいな感じなんだろう

 1ヶ月前の私↓

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