ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

1歳〜3歳 不安が強すぎる発達障害長男の生活や遊び方

今日は不安が強い発達障害長男の1歳〜3歳までの大変だった生活について書きます

我が家の長男フユタは自閉症スペクトラムです。特性は山ほどあるけど一番大変だったのが不安が強い事。1〜3歳の間は本当に本人も周りも大変でした。

自分の家なのに不安がいっぱい

まず部屋に一人でいる事ができませんでした。私がトイレに行くのもNGだし、2階に行くと大泣きで追いかけてきました。

ご飯を作るのにキッチンにいるとメソメソ泣きながら足に絡みつき、一緒にいてくれと言う。3歳ごろまでこんな感じだったので、フユタと鎖で繋がれてるみたいな生活で私は常にストレスを感じていました。

逆に1歳前半の頃はよくわかってなかった様でテレビをつけておけば庭の雪かきしてる間大人しく待っていてくれたことも。

成長とともにどんどん育てにくくなりましたが、言葉がちゃんと通じるようになってからは「ママは洗濯をしてきます。2階にいるからね。」と行き先を告げる事で癇癪は減っていきました。

想像力がなく見通しがつかないので親がどこにいるかわからない事が不安で、行き先がわかる事で少し安心出来たようです。

癇癪は減ったけど、待てなくて追いかけてきたくせに階段降りるのが怖いから抱っこしてくれと泣くというパターンもあり、これはかなりイライラしました。

急いでいる時はもーついてこないで!と言ってしまう事も…。

 

自由に遊ぶ事が苦手です

 

私の子供のイメージって、公園に行くと遊具で遊び、まだ帰りたくなーいと駄々をこねる。こんな感じでした。

フユタは私の知っている子供とは全く違ったのです。公園に行くとぼーっとみんなが遊ぶのを眺めて私の手を握り突っ立っているだけ。

あの遊具で遊ぼうよと私が誘い一緒に行かなければ何も出来ませんでした。それも嫌々で、友達が反対側からやってきたら怖くて動けなくなりすぐにやめてしまいます。

遊びたいけど怖い。きっと本人の心の中で色んな葛藤があったのでしょうね。遊ばないなら帰る?と聞いても帰らないと言ってただみんなが遊ぶのをじっと見ているだけでした。

フユタより小さい子が一人で遊具で遊んでいるのを見て、なぜうちの子は遊ばないんだろう?と不思議でした。

子供用の遊具に親がついていけるのは何歳までなんだろう。私は3歳でフユタの体が大きくなった時にやめました。「もうフユタは大きいからママはついていけないんだよ。」と説明して、公園に行く事はだんだん無くなっていきました。

他の子があまりいない遊具だと生き生きと遊ぶので、他の子が怖かったんでしょうね。

休日にこういう公園や子供が遊ぶ場所へ行くといつも途中で「お腹すいた」と言います。でもお腹が本当にすいているわけではないので全然食べません。

全く意味がわからない!と思っていたけど、きっとフユタなりの時間つぶしか、食べる以外の楽しみ方がわからなかったんだろうなぁ。

当時はこの行動の意味やフユタの気持ちが全くわからなくてよく怒っていました。

食べたくないのになんでお腹空いたって言うの!

母親なのに気持ちをわかってあげられずごめんよ、フユタ

フユタはこんな感じで一人で遊ぶ事が出来ないので、当然幼稚園も自由時間が苦手で泣いていたようです。家でも一人で遊ぶ事が出来ず、私は家事が出来なくて困っていました。

悩みはある日突然解決される

そんな毎日もいつまでも続く事はなく、いつのまにか家で一人遊びが出来るようになり、私が部屋から出ても何も言わなくなり、現在は公園の遊具で一人で遊べるようになりました!

これは3歳後半から4歳の間のお話です。ちなみに遊具で一人で遊べるようになったのは本当に最近です!それからはどこへ行くにも私の手を絶対離さなかったのに、私から離れて迷子になりかける事も増えました。

おかしな話ですが、それがとても嬉しくて感動でみんなに自慢したいくらいだった!(本当に自慢したらハァ?って言われちゃいますね)

 

さいごに

これらは保育園生活のおかげなのか、次男出産で私から離れる機会が増えたからか、ただ本人が年齢で成長したからなのか…。

きっと全部がきっかけだったのだと思います。

色々大変だったけど、子供は成長するんだなぁと実感したお話でした。

今は急速にママ離れが進んでさみしいです。

不安が強く苦手なものが多い長男のお話↓

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