自宅で出来る家庭内療育のススメ②体を使った遊び
自宅でできる家庭内療育について
前回は日頃の接し方の事でしたが、今日は実際に体を使ったトレーニングのお話です。
長男フユタに診断がつき、療育先が無いと震えた日。だったら私が家でやってやる!と意気込みまたもや検索魔になりました。
四谷学院の通信講座や、その他のよくわからない通信教育みたいなのに危うく手を出す所でした。
これらは実際どんなものかはわかりませんが、値段が物凄く高い!もしやってる方がいたら良い教材なのか教えて下さい。
当時は貧乏だけど、息子の将来が変わるならいくらでも払うつもりでした。
で、結局どうしたのかというと購入したものはトランポリンと室内ジャングルジムとバランスボール計3万弱
あとは100均で済みました。
体幹を鍛えよう〜ジャングルジム〜
発達障害児は体幹が弱く、無駄なところに力が入ったりして疲れやすい子が多いです。
という事でまずは体を鍛えよう!それが手先の不器用さも改善する第一歩です。
遊具だとブランコやジャングルジムがいいんだけど残念ながら公園で遊べない我が子。
値段が高くて悩みましたが買いました。室内ジャングルジム!
ジャングルジムの効果
ジャングルジムって次にどこに足をかければ登って(降りて)いけるか考えながら体を動かすから凄く脳にも良いんですって!
そして普段使わない筋肉を使うので体が鍛えられます。
3歳過ぎてから買ったので遊んだのは少しの間でしたが、ジャングルジムと滑り台を室内で楽しむ事が出来ました。
体が大きいフユタにはジャングルジムが小さくてイマイチだったので1、2歳の時に購入していればなぁと思いました。
体幹を鍛えよう〜トランポリン〜
発達障害児持ちの人には有名なトランポリン。
我が家も購入しました。最初は親と手を繋いでじゃないとジャンプ出来ませんでしたが、数ヶ月すると1人で飛べるようになりました。
このトランポリン、親も一緒にやるとめちゃくちゃ疲れます。5分飛んだら1キロ走ったのと同じ運動量だそうです。
1キロ走った方が楽だよー。
トランポリンの効果
体幹を鍛える以外にも上下運動することにより、幸せホルモンセロトニンが分泌されるそうです。
セロトニンが不足している人はイライラしやすいのですが、発達障害児はストレスによりセロトニンが不足してしまっていることが多いようです。
確かにいつもストレスをためてるし、イライラしてるな。
腸を刺激するので便秘にも効果があるみたいですよ!大人もやった方がいいですね。
体幹を鍛えよう〜バランスボール〜
こちらも有名ですよね。
我が家のフユタはトランポリンより長く楽しんでいました。
我が家はこの65㎝を購入。長く使えて丁度いい大きさでした。
- バランスボールが動かないように壁際等でやろう
- バランスボールの上に子供を座らせ親が手を持つ
- そのままぴょんぴょん飛ぶ
こんな感じでやっていました。立ってジャンプは危ないので座ったままジャンプします。
ボールが動かないように親と壁で挟むといい感じです。
親子のふれあい遊びにもなって楽しい!集合住宅でトランポリンを置けないお宅はこちらがお勧めです。
バランスボールの効果
落ちないように体を支えるので体幹が鍛えられます。リラックス効果もあり。テレビを見る時椅子代わりにならないかなーと思いましたが、支えてあげないと座れないから無理でした。(私が)
体のゆがみを解消したり、インナーマッスルが鍛えられるのでダイエットにも効果あり。これも大人もやりたい!
一人でやらせるとすぐに飽きてしまうので大人も一緒に楽しんでついでにダイエット効果を得ようと思いながらやっていました。
道具無し!その場でできるトレーニング
これは今通っている病院のOTの先生に教わりました。
手押し車
親が足を持ってあげて子供は手で歩きます。
フユタは低緊張で手首がとてもやわらかいので手首に筋力をつける目的でやっています。
手押し相撲
お互いを手で押し合う。
勝敗目的じゃないのでうちは線とか土俵的なものは一切作らずただ押し合って楽しんでいます。大きくなって力が付いてきたので夫が思い出したときにやってくれています。
こちらはゲラゲラ笑って楽しく取り組めています♪
最後はフユタに勝たせて終わり。
勝ち負けにこだわってきたら、この手押し相撲を使って負ける事もあるんだよーという練習も出来ます。
絵が下手すぎてわかりにくくてすいません・・・。
お金を使わなくても自宅でできる事ってたくさんありますね。是非やってみてください!普段のかかわり方についてはこちら
さいごに
私が調べ実践した家庭で出来る療育のご紹介でした。
皆さんもう既にやってることばかりですかね(汗)
大事なのは楽しみながら遊びの延長でやることです。毎日やらなければいけないという義務感でやっていると親も子も疲れてしまいます。
我が家は疲れたり飽きたりしたらお休みして、また思い出したときにやるというゆるい感じでトレーニングを続けています。道具を使わずできることなんかは是非ちょっとした空き時間にやってみてください♪
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