私と夫、発達障害息子への関わり方の違い
夫は長男フユタが発達障害と診断されてから積極的に育児に関わってくれるようになりました。
特に休日は週1日しかないのにフユタと共に過ごし、昼寝もして、お風呂も夜寝る時もずっと2人は一緒です。
以前の夫の話↓
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そんな夫。
普段は朝から晩まで仕事をしているので発達障害の子供への関わり方を誰かに教わるでも無く、独自の考えに基づいて色々やってくれています。
私は色んな人のアドバイスを元に関わり方を模索しているわけですが…夫と比べたら全然ダメかもしれない。そんな夫と私の育児の方向性の違いのお話です。
とあるイベントにて
先日、今フユタがはまっているリュウソウジャーのショーを見たい!どうしても見たい!と言うので大きなイベントへ行きました。
人混み嫌だなぁ。フユタも嫌でしょ?やめようよー
という私の訴えは却下され、フユタが嫌になったらすぐ帰ればいいじゃん!という事でイベントへ行きました。
会場は人人人…
前回同じ場所に行った時フユタは人に揉まれて絶叫して退散となりました。今回はどうだろうか。
中に入ると意外と広く他の人が気にならないようで
「あれ!やりたい!」
と絶対フユタが苦手な物をやりたいと言い出しました。
そのあれとは?
これです。
大きなトランポリン
- 大人は入れない
- 他の子供と密室
- みんなテンション高め
- 入る時ブワッと風が当たる
フユタの苦手ポイント満載です。
正直私はこれは無謀な挑戦だと思いました。
「これは難しいんじゃない??」という私。
「いや、本人がやりたいなら挑戦させるべき!」と夫。
私は普段挑戦させる時はスモールステップを基本としているので絶対出来そうにない事は避けています。なぜならば失敗体験をさせたくないからです。
しかし夫は何でも挑戦させたい!出来たら大きな自信になるでしょ!?と松岡修造タイプ
正反対です。
大きなトランポリン、息子は出来たのか!?
夫とフユタの意思を尊重して順番の列に並ぶ事にしました。その間ずっと、パパとママは入れないけど大丈夫?と確認しながら待っていたのですが…
後ろに並んだ家族がかなり元気な兄弟で、その元気のよさにお父さんブチ切れ。大きな声で怒鳴っていました。
それを聞いていたフユタ、ノリノリだったのに急に意気消沈。怒鳴り声が怖かったのか元気な兄弟が怖かったのか…。表情は固まったまま、黙って順番を待ちました。
そしてそのままフユタの順番に。
私の予想通り入り口で固まって入れません。
夫は何とか入らせようと必死です。
夫「ママ、トランポリンの窓のところに立ってて!」
暫く待ちましたがフユタは何度か入ろうとするが、入れず。もう無理強いしなくても良いんじゃないかな?と私がその場を離れると、
「ママが見えなくなったからフユタが入れなかった💢」と夫がなにやら怒っています。
そして結局自らリタイアを申し出たフユタ。
やはりこの挑戦は失敗に終わりました…。
なぜ入れなかったか?本人に聞いてみたら
「女の子が中からずっと見ていたから怖かった」
だそうです…。
そうか…
それは我らにはどうにも出来なかったな…。
失敗体験をするということ
フユタの中では恐らく
入れなかった=失敗した
という事になるので、今後同じ事にチャレンジするなら数ヶ月〜あけないと難しいと思います。
まぁ、出来なくちゃいけない事ではないので、それは別にいいのですが本人には可哀想な思いをさせてしまったなぁというのが私の感想。
でもちょっと待てよ?
やりたいと言ったのに「これは難しいよ」と諦めさせることも可哀想じゃないのだろうか。
私と夫、どちらが正解だったのか?考えてもわかりません…
だから発達障害の子育ては難しい。
息子、ヒーローショーは観れるのか!?
これ、かなり微妙なんですが結果的に見れました。
どうしたのかというと…
ショーをやっているステージの二階の1番後ろの席に座ってやっと落ち着いて見ることができました。
正直豆粒くらいのサイズ感。
私も夫も全然見えませんでした(笑)
フユタ曰く、ショーがやっている1階だと悪い奴らがやってくるかもしれないからダメだそうです。でも何とか見ることが出来てヒーロー達に握手もして貰え満足げでした。良かったです。
さいごに
私目線の内容なので、夫批判ぎみに書きましたが
夫が日々頑張れ頑張れ〜!と教えることで出来るようになった事は沢山あります。
それはきっと私には出来ない事。
このハードモードの育児はお互い協力しないと上手くいかないな、と改めて思いました。
最近やっていたマニアックな遊び
この中から家にある家電メーカーのロゴを探す
ロゴとかマーク、好きですよねぇ・・・。