長男が自閉症と診断されるまでの様子【2歳半~3歳】
我が家の長男フユタは自閉症スペクトラムです。
3歳半で診断がついた長男が、自閉症と診断される前2歳後半の様子です。
2歳半~成長したことや特徴
2歳半
- 「フユタ(の)〇〇」「〇〇くん(の)パパ」と言えるようになった
※(の)はまだ言えない
- 片言で色々伝えてくるようになった
- 相変わらず「ここ何?」と何でも聞いてくるし、何でも「怖い」と言う
- 小さい子のおもちゃを強奪するが、逆に近づかれると叩くしおもちゃを取られるとぎゃーぎゃー泣く
- 頭を傾けて歩くのに違和感を感じる。外から見ると明らかに様子がおかしいので必死にやめさせていた
2歳8ヵ月~
- 人のおもちゃも全部「フユタの!」と言っていたが落ち着いてきた
- 他の子におもちゃを貸してあげることが出来るようになった
- 簡単な会話も成立しないし着替えも靴を履くことも自分で出来ない為この時期幼稚園、保育園選びに悩んでいました。
2歳9ヵ月~
- バイバイが逆さではないけどおいでおいでの形から直らない
- アンパンマン、トーマスから新幹線に興味が移行
- 毎朝託児所に行くのを嫌がり苦戦する
- 公園の遊具が怖くて遊べない
- 心理士面談で検査をする。詳しくはこちら↓
2歳10ヶ月~
- イヤイヤ期ピーク。怒りのポイントがわからず対応に苦戦
- 全部「ダメ!」「いやだ!」で大泣き大暴れの為手を上げてしまう日も
- 語録は増えても同じ事ばかり言っているので違和感しかなく、我が子なのに「変だ」と思って私の心が病んでいく
- 家でバランスボール、ジャングルジムで遊ばせ休日はアスレチックへ行き苦手な運動をさせる為頑張った
- 言葉の爆発期!?「てにをは」を使って会話をするようになった
- トイレトレ開始
2歳11か月~
- トイレトレほぼ完了
- 会話は簡単な受け答えのみ
- 幼稚園の1日入園へ行くが母にべったりで固まる
- イヤイヤ期が収まってきて、説明するとわかってくれるようになった
- まだまだぎゃーっとなって暴れる
-
健常の子との違いを感じて悩む
2歳後半の育児で私が辛かった事
どこかに書いた気がしますが育児が困難すぎて「もう死のう」と考えた時期。
3歳目前でやっと落ち着いて希望が見えてきました。
本当に大変で大変で「なんでこんなに育てにくいの!?」と泣いたしフユタに酷く怒鳴りつけたり手を上げたりしたこともあります。完全に育児ノイローゼでした。
毎日同じ事を好むので、同じ遊び、同じセリフを言わされる事がとっても苦痛でした。
フユタに当たるたびにこれじゃいけない!と反省して育児のやり方を変えるけど続かなかったりを繰り返して3歳になりました。
会話が成り立たない事、活舌が悪すぎる事に不安を感じていましたが2歳の1年全体で見るとたくさんおしゃべり出来るようになったしフユタなりに成長した1年でした。
近所のママ友、子供とのトラブル
この時のお話の詳細です
癇癪、注意をきかない為近所のママ友グループから抜けた時期。
ボス的存在の方の息子君(人見知りが酷くこだわり強)が大事にしていたお庭の砂場の砂をフユタがばらまいて遊んでしまい、私がダメだと制しても全然聞いてくれない為息子君が大激怒。
解散した後も家の中で怒りが冷めず大暴れだったそうで・・・。本当に申し訳なくてどうすればよいかわからず相当凹みました。
その時に「しつけしてるの?」「病院行った?大丈夫って言われても障害だった人もいるよ。病院変えたら?」と仲間と二人がかりでしつこく言ってきた。
幼稚園に関しても、息子君は信学会の幼稚園を予定しており、うちも悩んでいましたが「フユタ君にはちょっと・・・。うちの子は大丈夫だと思うけど。もっとのびのび系か保育園の方がいいんじゃない?」と助言して頂きました。
砂場の件は本当に迷惑をかけたし、フユタにもかなり怒った。何度も謝罪もしたけど許せなかったんでしょうね。
息子君を溺愛している様子だけど、わたしだって育てにくいけど大事な息子なんです。だからすごく悔しかった。
元はと言えばこちらが悪いのです。でもいまでも全然忘れられないくらい悔しくて悲しい出来事でした。この1件でもう迷惑かけたくないし、フユタを悪く言われるのも辛くて近所で見かけても中に入る事はしなくなりました。
今は会えば会話はするけど井戸端会議には入らないし、1線置いて付き合っています。
さいごに
健常の子でも大変な2歳の時期、フユタはもう私には育てられないと思うくらい大変でした。
イヤイヤ、自分がやりたいという時期なので、病院を受診しても発達なのか?そういう時期だからなのか区別が付かず様子見になる事が多いのではないでしょうか。
診断はつかないけど育てにくい。
1番モヤモヤして精神的に辛かった時期でした。