ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

抱っこは何歳まで?幸せホルモン・オキシトシンのお話

今日は抱っこで分泌されるホルモン、オキシトシンのお話です。子供は何歳まで抱っこしていましたか?

先日病院で長男フユタの体重を測ったら18キロでした。もう私は重たくて抱っこ出来ません。

ふと思いました。最後に抱っこしたのっていつだろう?確か次男妊娠中のお腹が大きくなる前だったかな。

お腹が大きくてもう抱っこ出来ない、ゴメンね。これに納得して、協力してくれました。

抱っこ魔だったフユタはもう私に抱っこはせがみません。小さい頃を思い出して少し寂しくなりました。(まだ小さいけど)

 

抱っこ いつまで と検索してみた

発言小町の質問が1番上に出てきたのでその回答を見てみた。

子供自身が抱っこしてと言わなくなるまでという意見が多かったですね!中には小学生になっても抱っこしていましたという方も。

だんだんと本人が周りの目を気にして抱っこしてと言わなくなる様です。それまでは本人が望む限り抱っこしてあげていたお母さん達。なんて暖かくて眩しいんだろう。

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我が家の場合

以前にこんな記事を書きました。

 

www.necojirou.net

 イヤイヤ期のフユタは自分で歩くのが嫌で抱っこ要求ばかりでした。

まだまだ赤ちゃんに毛が生えたような2歳児だったフユタが抱っこして!と泣くのに私は拒否していました。

振り返るとイヤイヤ期に手を焼いて育児に余裕が全く無かったせいですね。小さいフユタは私に思いっきり甘える事が出来たのだろうか?

抱っこを拒否した記憶が色濃く残っているけど実際私はどれくらい抱っこしてあげたのだろう?もう思い出せません。

今だって自分の体調不良でフユタに当たってしまいます。本当に何年経っても反省ばかり。

暖かいスキンシップでオキシトンが分泌

抱っこがもたらす効果のお話です。

オキシトシンとは別名幸せホルモン💕

抱っこした方もされた方も分泌されます。

抱っこに限らず出産後授乳したり赤ちゃんの泣き声を聞くだけで分泌され、母乳が作られます。

確かに赤ちゃんに母乳をあげる時や可愛いと思った時キューンと何とも言えない気持ちになりボタボタと母乳が溢れました!

そういえばフユタが赤ちゃんの時、母乳を飲んでいる顔を眺めているととても幸せを感じました。

この時オキシトシンが分泌されていたんですね。

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オキシトシンの効果

  • ストレスの軽減
  • 幸福感
  • 気持ちの安定
  • 他人への信頼の気持ちが出る
  • 不安や恐怖が軽減

このホルモンが分泌されると自分は産まれてきて良かった!とても幸せだ!という気持ちを味わう事ができます。自己肯定感も高くなりますね。

子供がこれから人間関係を築いていくのに大切な事ばかりだなと思いました。

これは子供ばかりの話では無く大人も恋をする事、恋人とのスキンシップで分泌され、幸せを感じる事が出来ます。パートナーがいない方はペットでも可ですよ!

何歳になっても誰かとスキンシップをとる事で心が穏やかになるんですね。

そういえばうちで飼っていたトイプードルを今義理の実家で飼って貰っていますが、ワンコが来てからお義父さんもお義母さんも毎日幸せだと言ってくれました。

これもオキシトシン効果かな!?

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オキシトシン発達障害

特に不安が強いフユタには沢山抱っこしてあげる事が必要だったとまたまた反省…。

こんな記事も見つけました

世界初 自閉スペクトラム症へのオキシトシン経鼻スプレーの治療効果を検証しました | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

他人への信頼関係を改善させる効果があるオキシトシン自閉症スペクトラムの治療に効果がある事がわかったようです!

まだ有効性や安全性の確認が出来ていないようですが、オキシトシン点鼻薬試してみたいなぁ。自閉症の研究がもっともっと進みますように。

結局、抱っこは何歳まで?

以上の事をふまえての私なりの結論ですが、大きくなっても抱っこをする事にデメリットは感じません。

逆に抱っこを拒否するデメリットの方が大きいですよね。

なので子供が望むなら、2歳のあの時拒否した分までいつまでも抱っこしようと思います。

フユタはもう重くて持ち上げられませんが座ったまま抱っこしたりハグするだけでも心が満たされているなと感じます。

ちょうど昨日、お子さんが大きくなったお母さんのブログを読みまして、子供が小さい時のギュッと凝縮された日々。あっという間に終わってしまったけどその思い出はキラキラと輝いている。

というような内容だったのですが、すごく心に響きました。今大変だなと思っている子育て。ママママと纏わりついてくるその期間はとても短いんだなぁ。

フユタは本当にあと数年かもしれない。

子供が私から離れてしまうまでその期間を面倒だと思わずに楽しもうと思いました。