ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

不器用でやる気のない長男と餃子を作った【家庭内療育】

昨日は寒くて雪も降っていたので、最近さぼっていた家庭療育をやろう!と思い立ちました。家庭療育、今まで色んなことをやってきましたが

 我が家が実践した家庭内療育の記事はこちら↓

www.necojirou.net

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 どれもこれもやる気がなくて続かないんです!!

私がいくら頑張っても、本人にやる気がなければ結局怒りながら無理矢理やらせることになり、それじゃあ全く意味がない。最初は新しい事にやるやる~と取り掛かるのですが思ったより面倒だったり難しかったりするとすぐに離脱。

  • すぐに飽きる
  • すぐに諦める
  • すぐに疲れたと言う

もーこの子ったら全然やりがいがなーーーい!!

なのでしまじろうも1年続かなかったし、ワーク系も真っ白。

唯一やっているのが仮面ライダーのぬりえだけです。

でも見てください。

1つのページを全部塗り終わる前に違うページに行くのでとても中途半端な仕上がりなんです。全部ぬろうよー!と言いたくなるけど我慢。

すいません、前置きが長くなりましたね・・・。

ゴマちゃんがゴロゴロしていて体を使った遊びは危ないし、座って何かに取り組む事は難しいので昨日は晩御飯を一緒に作ることにしました。

長男と餃子を作る

餃子作りは以前やろうと誘ったけど難しかったようですぐに諦めました。

今回はどうだろう!?

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  1. 具をのせた餃子の皮に水をつける
  2. 二つに折る
  3. 具がはみ出ない様に指でぎゅーーっと抑える
  4. 周りも指で押さえて閉じる

こんな感じで教えました。

今回形はどーでもいいので全部できた達成感を味わうことが目標です。

最初は具少な目で、慣れてきたら増やしていきましたが肝心のフユタのやる気はどうだったかというと・・・。

「疲れたからやーめた」

やっぱりか!このやろう!

でも今日の私はあきらめなかった。

「いつも途中でやめちゃうじゃん!でも全部最後までできたら嬉しいよ!?頑張ってやろうよ!ほらあとちょっとだよ!」

と松岡修三ばりに励ましながらやらせました。

そう、もちろん「すごい上手じゃない!?」「うわー美味しそう!」とめちゃくちゃ誉めながら。

私はその昔、よくフユタとクッキーを作ったりしていましたが細かい部分が気になってダメ出しばかりしていました。そりゃ、もうやーめたとなりますよね。フユタのやる気が無いのはきっと私のせいです。

なので最近の私は反省して細かい事は気にしない。やろうという気持ちと最後までやり遂げる事が大事!と言う気持ちでフユタと接しています。

もう終わる―?

あとどれくらいー?

と言いながらですがなんとか完成しました。

餃子の仕上がり

気になる餃子の仕上がりは・・・

こんな感じです。

皮のぐしゃっとなる感じも頑張って作っていました。(わかりますか?)

上出来です。

指の力の加減がわからないという特性を持っているので未だに折り紙が上手に折れないフユタです。やはり餃子の皮をとじるのが指の力が弱くて開いてしまい私が直したりしましたが、以前よりは指を使うのが上手になったなと思いました。

こんな感じでゆるーくたまーに練習していこうと思います。

新生活がはじまって・・・

昨日保育所訪問の担当の方から電話があり、最近どうですかー?と聞かれたので「毎日疲れているのに外で遊びたがって、時間になっても帰らないので困っている」と相談しました。

親的には疲れているんだから家でゆっくりすればいいのに。と思いますが、そうじゃなくて「外で遊ぶ事」がフユタ君のストレス発散なんだよ!と言われました。

なるほど、自分が疲れていることがわかっていないんだと思っていたけど彼なりのストレスの発散が外で自由に遊ぶ事なのか~。しかし付き合うの大変なんだよなー

さいごに

久しぶりの療育の話題でした。

保育園では一生懸命縄跳びの練習をしているようです。ゆっくり回して飛ぶことができるようになったみたい。家庭での療育も大事だけどやっぱり友達と何かに挑戦することがフユタにとって一番の療育になっているような気がします。

今日も保育園に感謝。