ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

私が長男の発達障害(自閉症)を受容するまでの過程

私の長男、フユタは3歳の時に自閉症スペクトラムと診断がつきました。最初は診断がついた事で療育探しに奔走したり、障害を受容するまでに何年もかかり…

結局本当に受容できたのは、「小学校は支援学級を併用する」と決めたつい最近の事だと思います。

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発達障害の受容までのプロセス

①ショック

他の子との違い、自分の子供に障害があるであろう事にショックを受ける

 

②否認

もしかしたら成長と共に障害の診断が外れるかもしれないと病院を変えたり療育をする事で頭がいっぱいになる

③悲しみ、怒り

色々頑張っても何も変わらない事に悲しくなり、どうして自分の息子に障害があるのか、妊娠中にした事が悪かったのか私たちの遺伝子が悪かったのか

それとも私の生き方のせいだったのか!?

と悩み後悔する。鬱っぽくなり頑張っていた家庭内療育もやめてしまう

 

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④適応

悲しんでいても事実は変わらない事に気がつく。

受け入れたわけではないけど、子供の為にやらなければいけない事をやる

 

⑤再起

障害を含めて息子なんだと受け入れる

 

上記の内容はあくまで私の場合になりますが、多くの親御さんがこの①〜⑤のプロセスを経て受容まで辿り着くようです。そして私も全く同じ経過を辿りました。

①→②→③→④を行ったり来たりしながら、本当に最近⑤に辿り着きました。

これからもきっと③〜⑤は行ったり来たりするんだろうなぁと思います。それだけ子供の障害を受け入れる事は難しく、何年もかかってやっと「障害があるのが我が子なんだ」と思えるようになりました。

皆さんはどうでしょうか??

悩む原因は診断がつくまでの期間が長い事

こうやって、親が悩み苦しむ原因は病院の初診までの期間の長さと軽度であれば診断がつくまでが簡単では無いという所にあると思います。

また我が家の場合ですが、診断がついた病院は初診まで7ヶ月待ち。その間に別の病院を受診しましたが、少し見ただけで大丈夫、大丈夫と言われ続けました。(障害の程度は現在も不明)

 

 

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でも明らかに他の子とは違いコミュニケーションが取りにくく、癇癪ばかり起こしていた息子。大丈夫と言うならば、一体なんなの!?

大丈夫→やっぱりおかしい

を行ったり来たりで精神が病んでいきました。

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症状がわかりやすく明らかな場合はもう少し早いようですが、大体3歳過ぎないと診断がつかない事が多いようです。

フユタの主治医によると、わかりにくい子は5歳まで診断がつかないと言っていました。そうなると悩む期間が長くて苦しいですよね…。

なので私はフユタの診断が3歳でついて本当に良かったと思います。育児で本当に辛かったのは2歳の頃。本当なら2歳で診断がついて欲しかった。

しかし診断がついたのは3歳半。

3歳過ぎてからは園生活のせいで大変な日々でしたが、その園とフユタが合わなかったおかげで診断が早く付いたのだと思います。

 

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さいごに 

将来的には医学が進歩して、もっと早期発見できるようになるのでしょうか?児童発達を診ることができる病院がもっと増えるといいなと願っています。

あと、私の地域の形だけの乳幼児健診。

発達を診てくれる病院は口コミでしか知るすべが無かったので、遅れていると保健師が気がついた時点で病院を紹介してくれれば…と今でも思っています。

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でも、私の地域(ど田舎)でも車で通える範囲で療育施設が増えてきました!フユタに診断がついた頃は本当に皆無だったのでとても嬉しく思います。

ちょっと平均から外れると障害者にされるという方もいらっしゃいますが、早期療育を受けるデメリットってあまり無いんじゃないかなぁ?少し気になる子は気軽に療育を受けられるようになればいいなと思いました。