10連休で反省した事-ASDの子は失敗すると再チャレンジ出来ない
私が連休長男と過ごして深く反省した事を書きます。
一度失敗するともう二度目がない!!
再チャレンジさせるのは至難の業!!
これを痛感しました。
新幹線に乗る長男が不安な事とは?
前回の記事でも書きましたが連休は3人で実家へ帰省しました。
前回フユタが2歳の時に経験しているので新幹線と特急を乗り継ぐ事に不安は無かったのですが
年齢が大きくなる事で新たに不安なことが出来ていました。それはこれ
我が家は田舎なので基本車移動です。
電車に乗っても無人駅とか人が立ってる駅しかないので自動改札をくぐるという経験がほとんどありません。
私、怖がっている事は何となく記憶にありましたが全然気に止めていませんでした。これが大きな失敗となったのです…。
改札はもう通れない!!
新幹線乗り場の改札を子供と通る時、子供用の指定席券と乗車券を重ね、次に大人用も重ねて順番に入れないと扉が閉まってしまいます。
確か前回もやってしまい駅員さんに教えてもらったはず。しかし数年前の失敗なんぞすっかり忘れていた私はちょっと緊張しているフユタを前に行かせて大人用と子供用を混ぜて改札に入れてしまったのです。
こうなりました。
わー!やってしまった!
私のバカ!!
パニックのフユタは「絶対無理!もう通れない!」と泣いてしまいました…。これは1番最初の改札なので次に乗り換えの改札と出口の改札が待っているのにどうしよう。
そして次の乗り換えの改札。
駅員がいるところを通る!と言い張っていましたが人の流れが凄くて駅員がいるところなんてもちろん人で溢れて無理。
「乗り換えの時間に間に合わないから急いで!」と誤魔化してなんとか泣きながら通る事が出来ました。
ふぅ〜
しかし最期の出口の改札にて。
前の人が失敗してしまい、それをみてもう絶対無理!と改札前で大泣きしてしまいました…。そういえば田舎の実家、前に来た時は自動改札じゃなかったのにいつのまにか自動改札に変身していた。
改札のすぐ外には私の母が待っていて「何してるの?怖いの!?」とびっくり。
ここを通らないとばーばの元へは行けないよ。と何とか説得して大泣きしながら改札を通りました。
フユタよ、よく頑張った!!
失敗した記憶が消えず滞在中も改札が怖い
しかし、実家に滞在中
ずーっと
「帰る時改札また通る?」
「改札嫌だ」
「通らないからね!わかった?」
「こわいよぉーシクシク」
毎日朝昼晩改札が怖いという話ばっかり!!
うんざりです。
私が悪いんだけど…
健常の子はやはりこーゆう事無いのかな?
と考えてしまいます😭
イライラしたら1番辛いのは本人だから!と思い直し、何とか宥めて過ごしました。
私の母も一生懸命「ババと一緒に通ろうね。教えてあげるから大丈夫!」
と励ましてくれました。
そして帰宅する日…
朝から改札の話ばかり。
「僕ばーばに教えてもらってがんばるよ!」
と言ったと思ったら
「やっぱり嫌だ!!」
駅に近づくと怖いよー怖いよー
そしていざ改札を通るとなったら止まってしまったので「ママが切符入れたらヨーイドンで走ってね」と言ったらダッシュで通れました!
「通れた!失敗しなかった!」
と大喜び。
落ち着いて成功体験が出来たおかげでその後の改札も意外とすんなり通る事が出来ました。良かった〜無事に帰れたよ〜。
乗り換えで無理と言われたらどうしようかと思いました。
さいごに
不安が強い子に何か経験をさせる時、最初に失敗してしまうと失敗したからもうやらないとなってしまいます。
我が家の経験上100%ダメです。再チャレンジ出来ません。なのでスモールステップで本当に少しずつ成功の経験を積ませないといけません。
そんなフユタが(通らないと帰れないからしょうがなくだけど)再チャレンジ出来たことを私は嬉しく思いました。
今回はスモールステップも何もないので、私が最初に確認を怠った事が敗因です。何事も慎重に!丁寧に!を心がけて育児をしていこうと思いました。
結局何が言いたかったかというと、
自閉症スペクトラムの子供の育児は本当に大変だ。