5歳年中のお友達関係に私が辛くなってしまった話
今日は発達障害の長男のお友達関係についてです
昨晩の事
長男フユタが最近元気がありません。
少し前までは楽しく保育園に行き、今日あった事、誰と遊んだかを嬉しそうに話してくれました。
しかし最近は、誰と遊んだの?と聞いても口ごもるようになりました。どうしたの?と聞いても中々話してくれません。
あまりしつこく聞くのもなぁと思い自分から話してくれるのを待っていましたが、遂に寝る前布団の中で話を聞く事が出来ました。
長男が友達の輪に入れない
「今日も元気無かったね。保育園楽しくなかった?」
「うん、雨だったからね。でも少し外で遊べたよ」
「良かったね。今日は誰と遊んだのー?」
「うーん。わかんない」
「A君とB君は?(いつも遊んでいた子たち)」
「A君とC君にあっち行けって言われた。仲間に入れてって言ったらいいよって言ってくれたけど、みんな足早くてどっか行っちゃうんだ」
多分過去の話と今日の話が混ざってるのかと思います。今日は仲間に入れて貰えたけどスピード感について行けなかったのかな。
仲間に入れないフユタを想像したら何だか胸が苦しくなり、私が眠れなくなりました。
きっとみんなと同じように走れないし、会話もついていけなくて同じ場所にいても仲間に入りきれないんだろうなぁ。
最近仲間が出来たと嬉しそうに話していた顔を思い出し、切ない気持ちになりました。
「じゃあB君は?」
「B君はいつも仲間に入れてくれるんだー。でもB君といるとD君が来るから嫌なんだ。」
D君はフユタと同じ加配が付いている子で、きつい事を結構言うのでフユタは苦手なようです。
「明日も一人で遊ぶ事になるかもしれない…」
消え入りそうな声で、とても悲しそうな顔で言うので私の方が泣きそうになってしまいました。
「お友達と仲良く遊ぶのは難しいね。でもフユタは優しい良い子だから大丈夫!仲良しのお友達出来るよ!」
そう言って抱きしめると、うん、わかった!と元気に返事をして眠りにつきました。
友達と上手くいかない理由を考察する
普段の彼を見ていると容易に想像が付くのですが、気に入った事を何度もやってとせがんだり昨日と同じ事を再現させようとします。
〜やって!〜と言って!と指示されるのって嫌な気持ちになるんですよねー。
お友達も毎回毎回だと嫌になっちゃうと思います。
ふゆたのこだわりも子供には理解出来ないと思います。
先日療育のイベントでちょっとしたゲームをやっていたのですが、じゃんけんをする時に後出しをしたり相手が何を出したか見てから変えたりしていました。
年中さんだともうズルイ!とみんな怒るのではないかな?
鬼ごっこはタッチされると嫌だと怒るみたいだし、ルールのある遊びがまだまだ難しそうです。
一人で好きな事して遊べるタイプではないので、こうやってみんなの遊びのルールと自分の気持ちに上手く折り合いが付けられないと辛くなってしまうようです。
保育園の友達関係は私は介入出来ないし、ぶつかって上手くいかない経験をして学習してもらうしかない。親は見守るしか出来ないですね…。
以前保育園の先生に言われた言葉
加配の先生に毎日お話が聞けるので、以前似たような事があった時園での様子を聞いてみました。
「これから年長に上がるので、周りの子はもっともっと成長すると思うんです。同じような事が沢山あると思います」
と言われました。
この言葉が私の心の中にずっと残っているんです。それは診断がついてから覚悟していた事。
これから先どんどん周りとの差がついてくるだろうなと。その時私たちはどうするんだろうと不安でしょうがなかった事。
「わかっています。小学校に上がれば今のようなサポートは受けられないので私も保育園の間に出来る限りの事をしてあげたいと思っています」
と伝えてこの時は終わりました。
本当は、「この先差がつくから何なんですか?今の心配をしちゃいけないんですか?」と聞きたかったけど、もちろん聞きませんでした。毎日元気に保育園に行けるのもいつも見守ってくれる加配の先生のおかげです。
今朝先生に相談してみました
そうは言っても気になる息子の様子。
今朝先生に聞いてみました。
「そうなんですか!?上手くやっているように見えますよ」
「あ、でもA君とは時々衝突してますね。A君もお友達関係が少し苦手で上手くいかない事が多くてすぐに怒ってしまうんですよ。」
「でも引きずらないでそのあと私が介入したりして仲直りできていますよ!」
何だ、みんなまだまだ年中さん。上手くやれないのは一緒なんだね。
お互い様なんだとホッとしました。
でもフユタの不安な気持ち、辛い気持ちはわかるから家ではリラックスして過ごせるように気を付けようと思います。
今朝フユタは「今日は泣かないようにするね。また夜お布団の中で辛かったねってぎゅっとしてね。」
と言って登園していきました。
年少の時のフユタだったら、もう行かない!!と登園拒否だったのに、とっても成長したなとうるうるしてしまう母でした。
このころに比べたらお友達と一緒に遊んでいる事だけで凄いです。
さいごに
保育園では子供たちなりの世界があって、そこで楽しく遊んだり衝突したり仲直りしたり色んな経験をして成長していくんだなぁと思いました。
親にできることは話を聞いてあげる事、少しのアドバイスをしてあげる事。あとはいつでも味方になってあげる存在でいることくらいかな。
揉まれて強くなってほしい。頑張れ息子!!