私の子育ては間違っていたのかもしれない 理想の母親のお話
先日は10年来の親友と再会し、私の子育てはやっぱりダメだ…理想の母親になりたいと強く思ったお話です。親友の子供はフユタと同い年のHちゃん。とっても可愛くて元気な女の子でフユタもすぐに打ち解け、2人で子犬のように走り回っていました。
私は久々に友達と遊びに出かけたフユタを見ました。全然友達と遊べなかった小さいあの頃。
5歳になったフユタは相手の事を考えて遊ぶ事が出来るようになり、とっても成長した姿を見る事が出来ました!
私が聞いていたHちゃんのこと
親友とは遠距離なのでいつもLINEで話を聞いていました。
Hちゃんは赤ちゃんの時から育てやすい子。
フユタが赤ちゃんの時は手がかかり育児以外何にも出来なかったのに対して親友はおもちゃや服を手作りしたり凄く余裕を感じていました。
何で同じ時期に赤ちゃんを産んだのにこんなに違うの!?とえらい凹んでいたのを覚えています。
妹ちゃんが産まれてからも、「ママ大変だからいいよ、私一人でお風呂入れるから」といい何でも自分の事は自分でやってくれたそうです。
そんなにお利口な4歳児(当時)もいるんだ!?女の子ってすごい!
と衝撃を受けました。
なので私のイメージは大人しく、お利口な可愛い可愛い女の子のHちゃん。前に会ったのは2歳なりたての頃だったので3年ぶりの再会でした。
5歳になったHちゃん
そんな親友とHちゃんに会いに行ってきました!フユタは慣れるまで話せないタイプなので私の影から様子を伺っていましたがすぐにHちゃんと2人で手をつないで歩き出しました。
可愛い後ろ姿をみながらきゅんきゅん🥰
ご飯どこで食べようか〜と話しながら歩いているとHちゃんは我慢出来ない!といったかんじで突然の猛ダッシュ!!
それを見たフユタもなぜか猛ダッシュで追いかける!
ここは都会の人混みの中です。
親は大慌てで追いかける。
お店に入ってからも全然まともに食べずすぐ席を立ち二人で店内をぐるぐると歩き回る始末。
トイレに行くと言って店外に出るとまた急に走り出すので、さすがにフユタがHちゃんダメだよー!と注意する程でした。
こ、これは大変すぎるぞ!
となったので長居せずに私たちは公園へ行き思う存分遊ばせました。
親友の子育て
親友とは愚痴を言い合う仲でしたが怒って声を荒げる姿は見た事がなく、子育ても同じ様にHちゃんがどんなにやんちゃでも「叱る、注意する」ことはあっても「怒鳴る、怒る」という事はしていませんでした。
私なら凄く怒るなーという場面が多々あったのです。正直Hちゃんは元気でやんちゃで手がかかる子だった。
でも親友は頭ごなしに「ダメ」と言わないけど人の迷惑になる事はいけないとしっかりと言い聞かせ、子供を尊重してあげて自由にのびのびと遊ばせていたのです。
それは私が理想とする母親でした
私にHちゃんの話をするときも大変だと言わずにいい子だと言っていたし、子供達のことを可愛いと誉めた時もありがとうとニコニコ。
みんな子供が褒められるとそんな事ないよ〜と謙遜することが多いけど、それを聞いている子供達は嬉しくないはず。
私も謙遜する母親です。素直に受け入れる親友が益々ステキな母親に見えました。
別件ですが、公園で遊んでいた時歩き出したばかりの赤ちゃんが一人で頑張ってすべり台に登り滑っていましたが後ろは子供の行列。
私だったら気になってすぐにやめさせていたなと思い出しました。でもそのお母さんは頑張れ!と赤ちゃんを応援して決して急かしませんでした。
後ろに並ぶフユタや他の子供たちも急かさずちゃんと待ってあげていました。
見守ることってすごく大事。子供同士でもルールをちゃんと守ってみんなで遊具で遊んでいる
フユタが成長し、ようやく遠巻きで遊ぶ様子を見られるようになって改めて今回自分の育児の反省点がたくさん見つかりました。
疲れ果てた2人の最後
夕方になりぐったり疲れたHちゃんとフユタは口数が減っていき、Hちゃんはイライラモード、フユタはシクシクモード。
相性が最悪でした(笑)
Hちゃんはかなり激しく、親友に八つ当たり。
おお、我が家でよく見るやつだ。
全部ママのせいだー!!と怒り蹴飛ばすHちゃん!
それを見たフユタがHちゃん大きい声出すから怖いよぉぉとシクシクと泣き出すというカオスな状態だったので解散になりました。
私なら大激怒でフユタと毎回喧嘩になるシーンですが、親友はやめてよ〜と宥めたり流したり…。イライラしないの??本当に凄い!
ここでも私と親友の懐の深さの違いを感じました。
さいごに
Hちゃん、とても可愛く楽しい子でした。次はいつ会えるだろう。もう会いたくてたまらない私とフユタです。
育てやすいか育てにくいかは、親がどう思うかなんだと今回思いました。もしHちゃんが我が家の子だったら親友と違い、やんちゃすぎる、育てにくい!と周囲に愚痴っていたかもしれません。
フユタの事を育てにくい育てにくいと思っていましたが、障害があるからこうなんだと私が決めつけていた面がありました。
悪い面ばかり見ないで、良いところにもっと注目してあげなければいけないな。
しかしそう思った翌日にどうでもいい事でフユタに怒鳴り、夫にそんな事で怒らなくても…と言われた反省しても本質は変われない私なのでした。