【1歳】つま先歩きは発達障害と関係ある?
今回のタイトルつま先歩きは発達障害と関係ある?の答えは
YES
関係はあります。
でもここで注意
つま先歩き=発達障害ではありません
発達障害の子の中につま先歩きをする子が多い
というだけです。
指差ししない以外にも
長男は1歳の時点で不安要素が色々ありました。
つま先歩きと、言葉が少し出てきてからはどもり、さらに肩を上げ下げするチックまで出てきた時は不安で不安で発達障害について検索ばかりする毎日でした。
それらを検索すると【発達障害】が必ず一緒に出てきました。
つま先歩きと発達障害の関係
長男は1歳4ヶ月ごろよちよち歩き出しました。
しばらくは普通に歩いていましたが、
2歳近くなってくるとつま先歩きが目立つようになりました。
病院や保健センターに相談しても、
歩きはじめはつま先歩きする子が多いから様子見で大丈夫
と言われ、そのまま4歳になっても治らず
5歳の現在もつま先歩きしてます!
癖になっているからかわかりませんが、
3歳の時本人に聞いてみたら
「足がなんか気持ち悪いんだよ」
と言っていました。
2歳で発達を疑ってはじめて受診した時もつま先歩きだけが気になると医者に言われ、それが治らない事が発達障害の診断がついた理由の1つでした。
なぜ発達障害児はつま先歩きをするのか?
光とともに…という自閉症の子供の漫画がありますが、主人公の光くんと、同じ支援級在籍の女の子が二人ともつま先歩きしてましたね。
(自閉症の光君とママの頑張り、辛い気持ちにとても共感できます 「光とともに」読んだことが無い方、是非読んでみてください。図書館にも置いてある事が多いです!)
何で発達障害の子はつま先歩きをするのでしょうか?
療育の先生に詳しく聞いてみました。
- 感覚過敏で足を地面につけるのが嫌だ
- 低緊張や感覚鈍麻のため、足に刺激が欲しい
この2つが理由である事が多いそうです。
【感覚過敏とは?】
脳の感覚神経の受け取り方がとても過敏で、手が少し汚れるだけで嫌だったり特定の素材の服しか着れなかったり
それにより生活に支障が出ること。
※長男は4歳現在かなり緩和しました。
低緊張についても大変わかりやすく教えてくれました。
【低緊張とは?】
体がテントで、筋肉が紐だと想像して下さい
テントは紐をピンと引っ張って支えますよね?
低緊張の子供はその紐がだらーんとだれてしまってる状態なのです。
ただ立っているだけで
倒れないように常に体を支えようとしているので非常に疲れます。
だから健常の子よりも疲れやすいのです。
お母さんは理解してあげてください。
たしかにすぐに疲れる。体力無いし睡眠時間も長い。でも自分の息子の体がそんな状態だとはこの時まで知らなかった事にショックを受けました。
では刺激が欲しいってどういうこと?
まず、人には固有感覚というものがあります。
【固有感覚とは】
筋肉の張りや動きを感じたり
体の各部位の場所を把握して動かすこと
固有感覚が弱い子は自分の体の位置を把握して動かす事が苦手なので、ダンスが苦手だったりします。
低緊張の子は固有感覚が弱く
脳に刺激を与えないと信号が送られません。
固有感覚が弱いと
脳が強い刺激を求めて、
必要以上に動き回ったり(多動)してしまうのですね。
長男の場合は小さい頃は落ち着きがありませんでしたが多動だと感じる事はあまり無かったので、つま先歩きで脳は刺激を感じていたのかな?
感覚過敏もあるので、結局どちらが理由なのかはわかりません。
長々とわかりにくいことを書きましたが
ようは発達障害の子がつま先歩きをする理由は
- 感覚が過敏
- 低緊張の為
です
冒頭でも説明しましたが、つま先歩きだからと言って
イコール発達障害ではないので
つま先歩きだけでは診断がつきません。
その証拠に息子は診断がついたのは3歳の時です。
- つま先歩き
- 感覚過敏
- こだわり
この3つが出てはじめて診断がつきました。
だから今現在つま先歩きするから我が子は発達障害だ!
とは断定しないで下さい。一時だけで終わり問題がないことがほとんどです。
つま先で歩くのを楽しんでいるだけかもしれません。