ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

【3歳】中耳炎を繰り返す長男、感覚過敏で耳鼻科の診察を嫌がる

今日は感覚過敏の為耳鼻科を嫌がる息子と繰り返す中耳炎のお話です

私の長男フユタは自閉症スペクトラムです。

そんなフユタの耳鼻科通いが困難で大変だった時のお話です。

フユタは現在も週2で耳鼻科通いをしており、病名は滲出性中耳炎です。

感覚過敏、聴覚過敏のフユタにとって耳鼻科は本当に恐怖だったようです…。今は通い続ける事で慣れたようですが、毎回少し泣いてしまいます。

以前鼻について少し書いた記事

www.necojirou.net

耳も鼻も触られるのが嫌

3歳の秋、フユタは始めて急性中耳炎になりました。夜中に耳が痛い!と言って泣き出したので見てみると耳の下のリンパのあたりがパンパンに腫れていました。

急いで近所の耳鼻科に連れて行きましたが、診察が嫌で大暴れ。耳を触られる事が物凄く嫌だったようです。

耳に金属の器具が触れるのが怖い!鼻を吸う音が嫌だ。耳鼻科はフユタの【怖い】のオンパレードでした。

3歳男児のパワーはなかなかで私も抑えきれず…。あまりに暴れるので先生は、「だめだ。診れないわ」と匙を投げました。

「多分中耳炎だろうからとりあえず薬を出します。治らなかったらまた考えよう。」

と言われ、しっかりと診てもらうことは出来ず。ネブライザーも怖いから絶対に嫌だと拒否。

そんな耳鼻科初体験でした。

薬で治るならいいやと安易に考えていましたが、中耳炎は本当にやっかいでしっかり治療しないと耳の聞こえに影響を及ぼします。

成長期の子供はしっかり治さなければいけなかったのです。

どこの耳鼻科も診察拒否

一見治ったかとおもった中耳炎ですが、実は急性中耳炎がきっかけで浸出液が耳に溜まる滲出性中耳炎に進化していました。

秋の花粉症もあり、鼻もずっと詰まりっぱなし。鼻が悪いと耳も治りません。

小さな風邪を引くたび鼻が詰まって息ができない!もう何ヶ月もその状態が続き、今度はもう一つの耳鼻科に行ってみましたが一つ目の耳鼻科よりも子供の扱いが酷く

嫌だと泣いただけで診てもらえませんでした。

鼻が詰まると夜も眠れなくて疲れが取れない→風邪をすぐにひく→耳の聞こえが悪く会話にならない

という悪循環。発達障害でただでさえ会話が不自由なのに・・・。

この街の耳鼻科じゃダメだ。と、隣の市に良い耳鼻科が無いか口コミで探し色々行ってみましたがフユタの状態をしっかり診てくれるところは見つかりません。

新しく出来た耳鼻科Aに行ってみましたが、綺麗な病院、優しい先生、フユタが好きそうな感じだったけどダメでした。

診察拒否はしないけど、嫌ならやめようね。と詳しく診てくれませんでした。

その時は何故嫌なのか?理由は全くわかりませんでした。

後々療育の方に聞いてみたら嫌がったら先生がやめてくれたと学習したんだと思う。もう耳鼻科を変えた方がいいよ

と言われ、また新しい耳鼻科探しに戻りました。

フユタに合う耳鼻科はこんなところでした

ちょっと遠いけど、これまた口コミのいい耳鼻科B。

ショッピングセンターの中に入っている耳鼻科なので最初は頑張ったらアイスを買ってあげる、ガチャやらせてあげると物で釣って連れて行きました。

待合室で怖い怖いと震えて私の膝に座るフユタ。

診察は今までと同じようにギャー――!!と大暴れでしたが、今までの耳鼻科と違ったところが、

看護師複数で押さえつけ余計な事は話さずさっさと終わらせてくれる

治療と診察がいつも同じ手順

鼻が悪い時はできれば毎日来てくださいと言われるので

何回も通ううちに暴れなくなりました。

受付で、「うちの子すごく暴れるんですけど見てもらえますか?」と相談した時も「みんな同じだから大丈夫ですよ」と言ってもらえました。

しかしそんな子供に慣れている耳鼻科。今でも通っているのでたくさんの子供を見ましたが、うちの子程泣いて暴れた子は未だに見かけません!!

耳鼻科Bに最初通い、先生に質問NGなので今の状態を知りたくて耳鼻科Aに変えたのですが、上記の理由でまた耳鼻科Bに戻りました。

さいごに

感覚過敏な上にアレルギー持ちで鼻が悪いという最悪な状態でしたが、

連れて行くのも大変だったあのころとは違い、今は普通に通っています。

押さえつける看護師の数も減りました(笑)

こんな息子でもちゃんと診てくれる耳鼻科が存在したことに感謝です。

この耳鼻科が無かったらフユタの鼻はどうなっていたんだろう・・・恐ろしい。

妊娠後期に耳鼻科通いをさぼってしまったせいで、今風邪をひくたびに独特の臭いがします。お友達にくさーいと言われたら可哀想なので完治するまでしっかり通おうと思う母なのです。

子供も使える鼻うがいの紹介はこちら

 

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