ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

人が怖い長男、療育施設に入る第一歩

毎週土曜日は療育の日。

フユタは人が怖いので、療育施設に入る時他の子供がわー!と騒いでいる声が怖くていつも玄関で固まってその1歩を踏み出せずにいました。

しかし!

なんでか?

今回、スムーズに入り自分の靴を下駄箱にいれ先生に連れられ入る事ができました!!

おぉ!

なんか楽になったぞ!?

何が起こったの!?

他人が怖いフユタについて↓

www.necojirou.net

 

療育、場所に慣れるまで数ヶ月…

この個別療育を始めた当初はまだ新しくオープンした場所だった為、他の子供たちがほぼいませんでした。

なのでのびのびとやっていましたが徐々に人が増えてきて、特に入れ替わりの時に一時的にわー!と子供達が増えてうるさくなります。

聴覚過敏のフユタはそれがどうしても苦手で、入り口に立って入れなくなる事4.5ヶ月…

どうやらやっと少し慣れたみたいです!

感動の瞬間

いつも同じ時間帯に入っている子は同じ子です。

なので段々と同じメンバーに慣れてきたようで、先にお友達が入っていくのを見て「ママ早く行くよ」とさっと車から降りて療育施設に入って行きました。

えー!?

先週まで嫌がって入り口で固まっていたのに?

どーいうこと?

正解はお友達と仲良くなったからでした!

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最後自由遊びの時にそのお友達と手を繋いでトランポリンを飛んでいて、なんとも言えない嬉しい気持ちになりました!

究極の人見知りのフユタ。

あっちから話に来てくれないと仲良くなれません。

同じような特性を持つ子同士はなかなか仲良くなれないようで、療育で会う子と遊ぶようになったのはこれが初めてです!!

仲間が増えて良かったね、フユタ

こうやって彼の狭い世界が少しずつ広がって行くといいなと思いました。

お友達、怖い。病院のOTにて

病院のOTは私ほとんど内容は見ていませんので後から先生に聞くのですが、どうやらこの事件があってからOTにも支障が出ていたようです。

 

www.necojirou.net

 

「運動するスペースで、他の子が入ってきたら怖がって何もできなくなります。以前はそんな事なかったはずなんですが、何かありましたか?」

やはりこの人が怖い部分がかなり酷いようで、その怖がりようにOTの先生が凄く心配していました。

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母、将来を悲観する

 

この世の中は人と助け合って生きて行くのに、その人が怖いなんてひとりぼっちで生きて行くことになったらどうしよう…

 

1番酷かった時はもう本当に辛くてフユタの将来を悲観して、真っ暗闇の中にいるようでした。

 

でも、発達障害の子も成長するのです。

保育園でお友達と遊べるようになり、療育施設でも慣れた子と遊べるようになりました。

OTは利用者数が多すぎて多分慣れることは難しいと思いますが、それでもきっと少しずつ、亀の歩みで慣れてくれると信じています。

いつだって1歩進んで2歩下がる。

人より慣れるまでにかなり時間がかかりますが、

ずっとこのままでは無いのだと思えた今回の出来事でした。