【発達障害の育児】自己肯定感を育てたい
生きていく上で自己肯定感って本当に大切ですよね。子供のころは特に自分は出来る!自分は愛されている!という思いがあれば、それだけで強く生きていけます。
発達障害の子供たちは、健常の子と比べて出来ないことが多いので自己肯定感が低い子が多いのではないでしょうか。
診断がついて発達障害について学んだ時に自己肯定感が大事だという事を知りました。
発達障害の子供の育児の基本は
- はじめてチャレンジすることはハードルをうんと低くする
- 出来たら一緒に喜ぶ
- 少しづつハードルを上げていく
- 失敗しても怒らない
- 周りと比べない
- あなたが大好きだよと伝える
小さいうちからこう育てることで自己肯定感が育まれます。
しかし!
わかっていても短気な私にはこれらの事が全然出来ませんでした。
簡単に説明しても理解して貰えずイライラ!しまじろうの簡単な問題が理解できずイライラ!
最後はもーやらなくていい!
その結果、現在のフユタ(長男)の自己肯定感はかなり低いです。
「出来ないからやらない」
「僕には難しい、わからない」
「僕はやらないからみんなやって?」
こんな言葉が口癖の子供になってしまいました。
今、何かにチャレンジさせるときうんとハードルを下げても全くチャレンジ出来ません。本当に小さいころからの積み重ねなんだなぁと実感しました。
子供を育てる環境、海外と日本の違い
こちらのYotoroさんの記事で自分の幼少期を思い出しました。
カナダ在住のYotoroさん。
カナダの子供たちは日本とは違い失敗を恐れないそうです!
まるで我が子とは正反対。これはきっとカナダの子供達は自己肯定感が高いんだなと思いました。日本とは周りの環境が全然違い、皆さんおおらかなのではないでしょうか。
外から色々言われたり、視線が痛いから、我が子が笑われたくないから私は必死に教えました。「そんなんじゃダメ!こうやるんだよ!」それが逆効果だったんですね。
我が家は第一子が発達障害の子供でした。
第一子は特に周りとの違いに敏感になりませんか?
初めての育児で何が正しいのかわからないから、何歳何か月だとこれが出来ないといけないと必死に教え込み頭でっかちな育児をしていました。
私の努力とは裏腹に何も覚えない息子。次第に努力が怒りに変わっていきました。
近所のあの子もこの子もこんなに色んなことができるのに。
障がい?それとも私の育て方がいけなかったの?
診断がつくまで本当に悩みました。
私は自己肯定感が高い子供でした。母の育児のおかげ?
よく「自分が母親にされた育児」をそのまま自分の子供にすると言いますよね。
うちの母は私の様に怒る人だっけ??と思い返してみましたが記憶にありません。
母に聞いてみたら、「ガミガミ怒る方だった。でもあんたの事は誉めて育てた」と言っていました。
確かに私の幼少期は本当に自己肯定感が高く自分は何でもできると思い込んでいた子供でした!
実際は全て人並みか、人並み以下でしたが。
小さい頃の私は年子の姉のやることを何でも真似て、自分も同じことができないと気が済まなかったそうです。
逆に姉は第一子で頭も良かった為母の期待を一身に受け、厳しく怒られて育ちました。その結果、周りと上手く馴染めない人になってしまいました。
そんな家庭環境を振り返り、幼少期の育て方って大事なんだなぁ。と実感しました。
でも理想通りの育児をすることは本当に難しい。
小学生になった私は頭の出来も運動神経も普通でしたが、「私は何でもできる!」という思い込みだけで跳び箱8段を飛んでいました。
しかし1回失敗してしまい、頭の中に「私は失敗するかもしれない」という不安が残ってしまい、その後1度も飛べなくなってしまったのです。
思い込み?自己暗示?って凄いです。出来ると思ったら何でも出来るし、無理だと思ってやったら失敗する。
だからフユタにはいつも、「大丈夫、そのうち出来るようになるよ。」と伝えています。気休めにもなっていない様ですが…。
さいごに
こうやって記事にすることで、自分でも今のフユタに対する育児の反省点を振り返ることが出来ました。やっぱり私の育児はフユタの自己肯定感を下げるばかりの育児だなぁー。と改めて反省。
いつも反省ばかりですが、私も親としてかなり未熟なので子供たちと一緒に成長していけるよう頑張ります!
最近フユタがずっと聞いているこれ
この中に大黒摩季さんの「Anything Goes!」という曲が入っています。
この曲の中に
「大丈夫。みんなと違ってもいい
別々それぞれだからそう、奇跡的」
という歌詞があるのですがもう心に沁みる・・・。
フユタが自分でそう思えるようになってほしいです。
ちなみに「仮面ライダーは本当はいないから自分はなれない」のだそうです。
なんか変なところが現実的です。