発達障害 長男の過敏な部分、特性を周りに伝える事の大切さ
我が家の自閉症スペクトラムの長男フユタは日々不安だらけ。
聴覚過敏の為、普通の人が何でもない音が大きく聞こえて不安になる。
電子音が特に苦手で機械的な女性の声が怖くてしょうがないようです。
嗅覚過敏で普通の人が我慢できるにおいも我慢できない。
(次男のオムツ替えの時は遠くに逃げるか毛布の中に隠れます)
例えば小さな音が隣から聞こえた
普通の人なら、あ、多分何か落ちたんだなーと予測してそんなに気にならないかもしれない。
でもフユタはその「小さな音」がほかの人の何倍にも聞こえ、誰かが侵入したのかもしれない、おばけが入ってきたかもしれないと恐怖におびえてしまいます。
最近暑くなってきて不安に思ったのか、「寝るとき窓開けないで。おばけがはいってくるかもしれないから」と今から言われています。我が家の寝室はクーラーが無いから真夏は窓を開けないと死んでしまうのよ・・・。
色々と過敏な息子ですが、人の怒りや表情の変化にも過敏です。これが対人関係ではなかなか厄介です。
前置きが長くなりましたが、そんなフユタには何をやるにも事前予告や今何が起こっているか細かい説明が必須です。
今回の登園拒否問題の経緯
絶賛登園渋り中のフユタ。
今朝は説得に説得を重ねなんとか登園していきました。
やはり発熱前とおなじで朝起きると
「隣の席の子が怖いから保育園にいきたくない」と泣きました。
アデノウイルスと診断前は発熱はストレスによるものだと勘違いしていた私。
加配の先生はしっかりと話を聞いてくれましたが、担任の先生は
「何かあったら先生に言いに来れるようになってね。とフユタ君に伝えました。私たちもよく見るようにします」
とちょっと面倒くさそうに(私はそう見えた)言ってこのお話は終わりにされました。
私は教室内で争いになって、相手が見ている前で先生に言いに行くのはフユタには少しレベルが高いと感じました。逆に相手の子が「先生に言うから!」と先生に言いに行ってしまったそうです。そしてフユタは「先生に怒られた。何もしていないのに。。」と言っていました。
いったい何でいつも揉めているのかは誰にもわからないそうです。(フユタは自分が何をしたのかわかっていない)
実際、先生に相談してから2日間程登園したけど解決しませんでした。
その後発熱したので1週間以上お休みをすることに。
お休みの連絡をした時園長先生に「多分発熱はストレスによるものです。担任の先生は大きな問題だと解ってもらえていないように感じました」と私言ってしまいました。その日にアデノウィルスだと発覚。(やべぇ!!保育園のせいみたいに言ってしまった!!)
私ってモンスターペアレント又はメンドクサイ親!?
でもその日のお昼に担任の先生が電話を下さったのでちゃんと事実を伝えてお詫びしました。ごめんなさい。。
すでに席替え済みでした(笑)
最初は「ママが先生に言ってあげるから」という言葉に安心して保育園に行けたフユタ。
しかし何も変わらなかったのでまた「行きたくない」に逆戻り。
病み上がりの行きたくないも合わさり、もう今朝はどうしようもなかったので、「席替えしてくださいってお願いしてあげる」と私は言いました。
するとまた安心したのか機嫌よく朝ごはんを食べ始めました。
今朝の私、園にそんなお願いするのって大丈夫なのかな?無理って言われるかな?
とドキドキしながら登園しました。
車に乗って駐車場に着くまでは大丈夫だったのにやはり園庭の真ん中で止まってしまいました。
相手の子の事を知らなかった私ですが、どうやら毎朝次男ゴマちゃんを見に来る女の子たちの中に該当の子がいたようです!
私いつも普通にお話していました(笑)いつもゴマちゃんを可愛がってくれる女の子です。その子が来るから園庭で止まってしまっていたのかと納得。
今日も加配の先生が迎えに来てくれて、フユタの不安を取り除いてくれます。
「フユタ君が熱出て早退した後席替えしたんですよ~」
えーーーーー!!
先生、電話くれたときに教えてくれればよかったのに!!
事前にそれを知っていれば登園前にフユタの不安は取り除けたのに!!
席替えの事実を聞いてもすぐに切り替えはできません。
でもなんとかゴマちゃんにぎゅーーーっとして教室へ入っていけました。
言わなければわからない自閉症スペクトラムの特性
私今日の出来事をきっかけにちゃんと息子の特性を説明しようと思いました。
だって、「事前に教えておいてくれたら良かったのに」は私がフユタの性格を熟知しているから言えること。
障害といっても十人十色なので、把握して欲しいと思うなら私が伝えないとわかるわけがないのです。
皆さんサポートブックを作って渡していますよね。私は今まで集団生活でそんなに困りごとがなかったのでまぁいいか、作るの苦手だし。と思っていました。これは障害児の親としての私の怠慢だと思ました。
今回の出来事ももっと私がフユタの事を伝える努力をすれば早く解決できていたのかもしれないなぁと反省しました。日々反省ばかりです。。母親レベル上げたい
相手の立場になり考えてみたら、こんな敏感な子を見てくれる保育士さんって大変だなと思いました。今まで何事も無かったのは以前長く担当してくれた加配の先生のおかげだったのかもしれません。
今の先生にも、前の先生にも感謝の気持ちを忘れないようにしようと思いました。