ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

小学校運動会・来入児種目に参加 風車拾いに心が折れそうに…

昨日は入学予定の小学校の運動会でした。

天気もいいし暑すぎず、まさに運動会日和

大丈夫かな?と少し不安はありましたが、まぁ一緒に行くし、風ぐるま拾うだけだし大丈夫でしょう。と、小学校まで歩いて行ってみました。

小学校の運動会に行く。その意味がわからない長男

「ねえ、もう保育園は終わりなの?」

突然よくわからないことを言い出したフユタ。質問の意図がわからず、「どういう意味?」と聞いてみた。

「明日、運動会でしょ?小学校いくんだよね?年長さんは終わりってこと?」

明日から小学生だと勘違いしている様子(笑)

あー、保育園児なのに小学校の運動会の種目に参加する事の意味がよくわからないようです。私もうまく説明できませんでしたが、とりあえず「来年小学校に行くでしょ?その練習のためだよ。見に行くだけだよ。」と簡単に話してみた。

ふ~んと言ってお話は終わりましたが、分かったのかどうなのか・・・。

小学校へ到着した後の様子

小学校へ到着すると、既にお友達がたくさんいて走り回っています。

フユタ君だー!!と話しかけてきてくれるけど、完全に無視です。

かわりに私が挨拶しておきました。

たくさんの人と、その中にちょこちょこいるクラスのお友達・・・どうやらこの状況に混乱しているようでフユタの表情は固い。

そんな中一番仲の良い男の子を発見。相変わらず挨拶は無視でしたが少し笑顔が見れました。

しかしその後、受付に行く道に例のジャイ子を発見してしまい、動けなくなってしまいました。

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 ジャイ子ちゃんとのトラブルのお話はこちらです↓

www.necojirou.net

 え~無視して通ればいいじゃん。って思うけど、この子にとってはそうはいかないんだろうなぁ。しかし!ここを通らねば受付には行けません。無理やりひっぱりササっと通り抜けました。

通りすがりに色んなお母さんとお話しましたが、みんな友達がいるのが嬉しくて親そっちのけで友達と走り回っているみたいです。

すぐいなくなって困るわ~と私とは全然違う悩みで心の中で(う、羨ましい悩みだなぁ!一度言ってみたい)と思ってしまいました(笑)

来入児種目は風車拾い

受付してから並ぶのが、フユタにとって最大の試練。

列の前で固まってしまいました。受付まで先ほどの仲のいい子に付いていったので大丈夫でしたが、その子もどこに並べばいいかわからず止まってしまいました。

先日学校見学へ行き顔を売っておいたおかげで、その様子を見た支援級の先生がフユタを列に連れて行ってくれました!!良かった~。お友達も別の人が来て無事連れて行ってもらえました。

 学校見学へ行った話↓

www.necojirou.net

 

最後に待っていた大癇癪…もう私のHPは0

無事に風車を拾い帰ってこれました!

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私今まで散々「親子共々友達がいない」と言っていましたが、実は一人だけいるんです。1歳ごろから遊んでいたA君という子で年少で引っ越してしまったのでそのままサヨナラでしたが年長になり戻ってきてくれたんです!

その家族も帰りぎわ発見したので、みんなで歩いて帰ることになりました。

やはりまだ様子がおかしく、全然しゃべらないフユタと手をつないで一緒に帰ってくれて本当にいつも感謝です・・・。A君はフユタが怒っても泣いてもあまり気にせず付き合ってくれる珍しい子。

「ねー、A君のおうちに行きたい。少し入るだけ。」

「無理だよ~お約束してないもん。これからみんなご飯なんだよ」

もっといい言葉があったのかもしれませんが、お昼近くなると暑くなり、ゴマちゃん抱っこして汗だくでベビーカーも押しながらだったのでそんな言葉しかかけてあげられず。

私の言葉を聞いた途端、大パニック!!!

私の足をガンガン蹴って「ママなんて嫌いだ!!悪いやつだ!!」と騒ぎだし最後は泣いてしまいました・・・。

A君のお父さんもいたので私は早く騒ぎを静めなければ!!と思い「ダメだっていったらダメなの!わがままばっかり言ってたらもうみんなと遊べないから。先にみんな帰ってもらおうね」と言いました。

全然泣き止みませんでしたが「一緒に帰りたい」ととぼとぼと歩きだしました。「足痛い、歩けない」と言いましたが引きずるように何とか帰宅。

「夕方一緒にあそぼうね」と何度も言い、バイバイしました。

そしてA君とお父さんが夕方来てくれて一緒に自転車の練習をしていましたがやはり途中でどうでもいいことで騒ぎ、もう足痛い!喉乾いた!帰りたいと連呼して嫌な雰囲気のまま帰宅。

私は申し訳なさと恥ずかしさと色んな感情でいっぱいになりフユタにきつく当たってしまいました。

「自分が遊ぼうって言ったくせに帰るって騒ぐなんて!そんなんだったらもう友達とは遊ばせないから!」

遊ばせないというセリフ二回目です…。こんな言葉、良いわけないのはわかっています…。

しょんぼりしているフユタを見て、私は怒ってもしょうがない。なぜ怒られているかも多分わかっていないんだから。と心の中では思っているのに全然怒りがおさまりませんでした。

さいごに

ジャイ子の件があってからフユタが人と関わる事で凄くストレスを感じているのがわかります。でも友達と遊びたい気持ちもあり荒れている様に見えました。

私も怒らず優しくしてあげれば何か違っていたのでしょうか。でも優しい対応なんて、出来ない時は出来ない。

発達障害児には怒っちゃいけないとか、菩薩のような人しか無理じゃない!?

家の中で私に怒ってばかりのフユタを見て心からそう思った週末でした。

今日は夫が「何でわざと怒らせる様な事ばかり言うの!?」とキレていました…。もう我が家はどうすればいいんだろう。