ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

【今日の療育】課題からわかる問題点と伸ばしたい所

毎週土曜日は療育施設に通っています。

今日の療育は特性が顕著に出ていたなぁーと思ったので記事に書き残しておこうと思います。

そういえば、通っている療育の内容についてブログに書いた事無かったなぁ。今私の中では療育=特性をわかって受け入れてくれる習い事、本人の安心出来る居場所です。

療育に通ったからと言って何か大きく変わる事はないなぁ。というのが1年以上通った感想です。

それでも専門家の視点から見たアドバイスや意見が有難いので私にとってもフユタにとっても無くてはならない場所なわけです。

早く療育に通わなければ手遅れになる!と焦っていたのは遠い昔のお話。

www.necojirou.net

 

当たり前ですが療育は障害を治してくれる場所ではなく「上手く付き合っていく方法を教えてくれる場所」と思って通わせています。

場所によってはもっと効果的だったりするのかもしれませんが…。

①クイズ

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先生が問題を出して、この絵の中から正解を探す課題。課題自体は問題なく答えられましたが、途中で自分が問題を出す側をやりたくなり先生に変わってもらいました。

「男の子はどーれだ!?」

「かき氷を食べたい子はどれだー!?」

人は1人しかいないよー!クイズになってないじゃん!と先生大爆笑。

「向日葵はどれだ?

これー!」

最終的には自分で問題を出して自分で答えていました。楽しそうで良かったです。

②点描写

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見本と同じ図を描く課題。

これは難なくクリア。

「みんな難しくてつまづくんですけど、フユタ君はすごく早かったです!空間認知が年齢以上ですね」

実は病院のOTでも空間認知が年齢以上だと言われました。これがフユタの凸の部分のようです。

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③仲間集め

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同じ仲間を集めて数を数える課題。

遊び道具は全部でいくつある?の問題で、フユタ君が思う遊び道具に丸を付けてと言われたのですが、折り紙やままごとはフユタの中では遊び道具じゃないようです。

楽器はいくつある?の問題では、「楽器」の意味が理解できず。先生に教えて貰いましたが、「これはさっきの問題で選んだよ!?」と反論。

同じのを選んでいいんだよ〜と先生に言われても頑なに認めませんでした。

マイルールがあるので(パターン化?)その変更を柔軟に受け入れる事が出来ません…。日常でも多々あるのですが、こういう所が本人も周りも困る所です。

④何人目?

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前から何人目は誰?などの問題を答える課題

これは「難しくてわからないからもうやめたい」と言いました。どうやら子供の絵が視覚に全部入ってしまい混乱したようでした。

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なので半分に折る事で解決。

なるほどー!

家でワークをやったりすると、こういう理由で「もうやめたい」となるのかもしれません。勉強になりました。

まとめ

今日の療育で何となくフユタの凹凸が見えました。

空間認知が凸、言葉の理解が凹なのかな?という印象です。数値に表すとどれくらいの差があるんだろう??個人的に知りたい所です。

空間認知について↓

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療育施設に行くのを嫌がった事はなく、「楽しいけど他のお友達が怖い」だそうです。

知らないお友達が苦手な部分がどこにいってもつきまとい、生活する上でかなりネックになっています。いつか克服出来るのだろうか?

☆今日良かった事

駅の階段(かなり高く、暗い)に登りたいけど怖くて一人で登れない。でもどうしても登りたい!というフユタ。

「ママはここにいるから、行けるところまで行ってみよう!」と言ってみた。どうせ無理だろうなーと思いながら。

でも、少しずつ登っていき1番上まで1人で登りました!!イェーイ凄いぞー!と喜んだら自信がついたようで療育の先生に自慢していました。

こうやって少しずつでいいから色んな事に自信が持つ事が出来ればいいなぁと思いました。