自閉症スペクトラムの長男の逆さバイバイの形
我が家の自閉症スペクトラムの長男は3歳くらいまでバイバイの形が変でした。そしてピースは裏ピース!
今日はこの発達障害の特徴である逆さバイバイについてです
長男のバイバイの形はおいでおいで
長男はバイバイと手を振られても返す事は滅多にありません。ほら、バイバイだよ!と促すと2歳の頃までは手を縦にしてブンブン振り、その後は手をグーにしておいでおいでとやっていました。
1歳くらいの赤ちゃんでもバイバイってちゃんとやってくれますよね。
なんでうちのフユタはバイバイを返さないし、やってもへんな形なんだろう。と散々悩みました。
健常の子でも逆さバイバイをやる時期があるようだし、フユタは逆さじゃないし!と安心材料を探して大丈夫大丈夫と思っていました。
ちなみに親戚の子はもっと変わったバイバイで逆さにして手を下に向けてバイバイしていました
このお子さんは自閉症の傾向があるように見えましたが病院へは行っていない様だし人様の子供の事なので障害があるのかどうかは何とも言えません…。
逆さバイバイをする理由
自閉傾向があると、コミュニケーションに問題があり他者の立場に立って考える事が苦手です。
相手が手のひらを向けてバイバイするのを見て、それを見たまま自分に手のひらが見えるようにバイバイする。だから逆さバイバイになってしまいます。
つまり他者を自分に置き換える事ができないのですね。
http://nire.or.jp/wp-content/uploads/2015/12/f27a8fe5586ad51111d36c7400305f4b.pdf
このページを見ると逆さバイバイにも色んなバリエーションがあり、そういった変わったバイバイをする子供のほとんどが自閉症スペクトラムか知的障害の診断がついたようです。
クレーン現象もコミュニケーションが苦手な為相手にやって欲しいと伝える術が無くて相手の手を道具のように使って目的を果たそうとします。
逆さバイバイとか、指差ししないとか、クレーン現象とか色んな特徴はコミュニケーションが苦手な為に起こっている事なんですね。
指差しについて書いた記事はこちら↓
2歳の頃の長男の特徴はこちら
そしてピースは逆さピース
3歳ごろになると、カメラを向けるとピースをしてくれるようになりましたが見事に裏ピース。
この頃の写真は全部裏ピースでした。
3歳後半になり、ちょっと違うと気がついて自分で確認しながら正しいピースが出来るようになりました。
今でもカメラを向けるとピースしなければならないと思っているようで真顔でピースの写真ばかりです。
笑って〜というと顔をぐしゃっとさせて何とも不自然な笑顔を向けてくれるのでおもしろい(笑)
さいごに
逆さバイバイには色んな種類があるよ!というお話でした。1歳前後のバイバイを覚えたての頃は健常の子供でも逆さになる事があるそうです。
ていうか、改めて見るとバイバイってそんなに早くから出来るのか〜。もうすぐ11ヶ月の次男に教えてみたけどニコニコして見てるだけでした…。