長男が自閉症と診断されるまでの様子【1歳~1歳半】
長男フユタは自閉症スペクトラムです。
今日はまだまだ赤ちゃんだった1歳~1歳半の頃の事を書こうと思います。
違和感は無かったかと言えばウソになる、でもただただ可愛かった。そんな時代の事を思い出してみました。
長男1歳の頃はどんな子だったの?
歩行はゆっくりで、1歳3ヵ月の頃に1歩踏み出しました。
まだかな?と心配していたけど、支援センターに行くと「うちの子も遅かったよー!」という人に結構出会ったのですごく心配したという事はありませんでした。
でも、体は大きかったので奇声を上げながらハイハイしている様子がちょっと異様で、段々支援センターへは行かなくなっていきました。ハイハイの形もちょっとおかしくて、片足を引きずる形のハイハイや、高ばいをよくしていました。これも発達障害の一つのサインだったのかもしれない。
人見知りも後追いも普通にありましたが、とても反応が良い子で楽しい時全力で笑い、ほかの子の遊んでる様子を見ては興奮していました。
1歳児検診の様子
身長74.6㎝
体重9.6キロ
体重も身長も伸びない!と悩んでいましたが、今の次男と比べると十分大きい
他の子とハイハイで追いかけあって遊んだり、他のママに愛想を振りまきとても楽しく過ごしていました。
積み木はぶん投げる専門。まだまだ積めません。
この頃はまさか障害があるとは夢にも思いませんでした。
1歳3ヵ月頃心配になる
おかしい。
何だか成長してないぞ?と気が付いたのは1歳3ヵ月頃。
いつもケラケラ笑って過ごし、相変わらず愛想はいいけど・・・。
「何となく」おかしいなと思い始めたのはこの頃からでした。
最大の心配は指差しをしなかったこと
そして意味のある言葉を話さない事
掴み食べを嫌がってやらない事
「いないいないばあ」が好きで「いないいない~」というと、「ばあ」と言ってくれるようになったけどネットで調べると真似して喋る言葉は発語にはカウントされないようでした。
この頃出来るようになった事
1歳3ヵ月
- 積み木を4つ積めるようになった
- 「まんま」「ねんね」というと真似して言うようになった
1歳4ヵ月
- 歩くようになった
- バナナの「バ」だけ言えるようになった
- 自分でタオルを使い「いないいないばあ」をやるようになった
- カエルの歌を全部「ダぁダぁ」で歌うようになった
- 手をパチパチし始める
1歳5か月
- 車のおもちゃをブーと言って走らせる
- 指差しを教え込んだら形だけ真似るようになる
- お茶飲む?と聞けば近くに来るようになった
- 出るよというと、ドアをバンバン叩くようになった(出かける雰囲気がわかる)
1歳半
- 絵本を自分で「だあだあ」と言いながら読む
- 大人の話す言葉を真似する
- ごはんを食べて「うまい」と言った
- 走っている車を見て「ぶー」と言った
この頃はとにかく癇癪が酷くなり、気に入らないといつまでも泣いていました。たまには外食したい、パンケーキ食べたい!と夫と話して意を決して行ったカフェで泣いて暴れて床に散乱して大惨事。
夫とガックリしながら帰った思い出。
1歳3ヵ月で真似していた「まんま」「ねんね」は言わなくなってしまい、これはもしかして折れ線型自閉症の特徴ではないか!?と検索魔になっていました。
はっきり「おかしい」と思い母動き出す
外で遊んでいても人の庭に入り砂利を投げるし、ダメと制してもわかっていないようでまた砂利に向かっていく。
友達の事は好きで追いかけるけど、他の子供の遊び方を見てはっきりうちの子だけ何かおかしいと思いました。1歳4~5か月の頃でした。
フユタより小さい子が石を私に渡してきたのです。
フユタは貸して、どうぞのやりとりは全くできませんでした。
おもちゃを渡せばただ投げるだけ。
他の子は教えれば正しい遊び方が出来る。1歳ちょっとの子供でも。
笑うし遊ぶと喜ぶけど上手く言えませんが、「コミュニケーション」が取れている感じは全くなかったのです。
そして保健センターへ連絡して、心理士さんに見てもらいましたが何もできずにおわりました。
さいごに
色々と書き出してみるとポイントが沢山ありましたが、まだ1歳だしわからないという思いが強く障害じゃないかも?障害かも?を行ったり来たりして悩んでずっと体調不良だったのを覚えています。
頭痛で休日は起き上がれない日もありました。ストレスって本当に体調崩しますね。
ただストレスがたまるだけなら相談するんじゃなかったと一人泣いて孤独な毎日を過ごしていたので、この時ブログやTwitterをやっていれば他の人と色んな悩みを共有できたのになぁ。と思いました。
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