ぐーたら主婦が自閉症児を育てるお話

3歳で自閉症と診断された息子との生活が辛くダークサイドに落ちたぐーたら主婦のブログです。難しい息子を育てて経験した事や日常のことを綴ります

私立幼稚園から公立保育園に転園した時のこと①

私たち家族の転機

登園拒否が続く幼稚園をやめて公立の保育園に移るかどうか禿げるほど悩んだ時のお話です。

登園拒否の幼稚園のお話↓

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幼稚園に入園するまでの経緯

幼稚園か保育園か…私は働いていたし、職場の託児も使えたのでどちらを選んでも大丈夫でした。どちらにしても、田舎なので選択肢は少なく、幼稚園ならA幼稚園か、Bこども園か、隣の市のC幼稚園の3択。

保育園なら公立のD保育園か私立のE保育園か…。

実は評判が良いE保育園にしようと思っておりました所、A幼稚園が夫の同級生が園長になった繋がりで並ばなくても入園OKだと言って下さりました。

(幼稚園の数が少ないので入園できるのは願書を出す日先着順でした。かなり激戦!)

E保育園も人気なのでギリギリまで入れるかわからないし…入れなかったら園児で浪人!?なんて事に…

その心配に耐えられず、A幼稚園に入れる事にしました。

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のびのびという名の放置

入園した後、職場の同僚から「本当にあの幼稚園入れるの…?」と言われ不安になりましたが、もう入園手続きも終えて今更どこにも行き場が無かったのでなんとかなるでしょう!と入園式を迎えました。

入園式の間は辛うじて座っていられましたが、教室に入ると大泣きしてずっと夫が抱っこしていました。

大丈夫だろうか…不安です…

事前に調べたのは先生の数。

クラスに対して先生の数が多かったので何かあれば補助に入って貰えるかな。と安易に考えていましたがなんと入園式の直前に8人退職していました!!

直前なので補充もなし。

これはかなり不安です…。でも、集団の力を信じよう!!フユタなら大丈夫、すぐに慣れる。そう思っていました。

しかし通ってみると、最初は先生が教室内にいてくれましたが6月になると急に朝の登園時間の8時半〜9時の間は教室内に子供達のみ。

本当に放置だったのです。元気な男の子たちが教室で暴れても、大人は誰も見ていません。年少なのにあり得ない!

そして9時から一斉に園庭へ。

その時間も先生たちは各々仕事があり、園庭では子供達のみで遊んでいます。不安が強いフユタは登園時〜朝の自由遊びに大人がいない事が無理ですぐに登園拒否となりました。

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以前も書きましたが、幼稚園では自分で着替えが出来ない、やろうとしない。家でも練習させて下さいと担任に言われましたが一向にやろうとしませんでした。

また担任に出来ない出来ないと言われてしまう。

それが嫌で怒りながら朝着替える練習をさせました。フユタは出来なくて大泣きで…。状況は全く改善せず、駐車場についてからテコでも動かないフユタと毎朝格闘していました。

多分、仕事の制服をきた私とギャーギャー泣いて門に入れないフユタは有名だったんじゃないでしょうか。

この時点で教室に先生がいないと私は知りませんでした。なので普通に8時半過ぎに登園する日もありました。

悩みに悩んで障害者施設に電話する

集団に適合できず、自閉症の診断がつきましたが医者は悩みに対して答えてくれる事はありませんでした。

一体どこに相談すればいいの!?

幼稚園には散々相談して、担任が出来る限り支援してくれていた。でももう1人野生児のような子がいて、その子に補助の先生がかかりきりな為支援は行き届きませんでした。

ネットで出てきた連絡先…

それは障害者施設でした。療育コーディネーターという名の人がいて、私の地域を担当していると書いてあり藁をもすがる思いで電話しました。

その方はMさん。

幼稚園に連絡を取って様子を見に行ってくれると言って下さいました!!そしてその様子を見て園長や担任と話し合いをしましょう。と支援会議の場を作って下さいました。

この支援会議で園長の実態を知る事になるのです…。長くなったので②へ続きます

 

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